住まいづくりの流れ
家づくりのはじまり
1.理想、希望条件の把握
「そろそろ、いつか雑誌で見たような、あんな素敵な家に住んでみたいな」
そう思った時が家づくりの始まりです。
家族構成やお子様の年齢、趣味など、お客様によって建てたい家のかたちはさまざまです。
まずはご家族、ご夫婦で理想の家について話し合ってみませんか?希望条件を整理し、インターネットや雑誌等で情報収集をしましょう。
最初から「こんな家を建てたい!」と思われる方もいらっしゃいますが、「おしゃれで低コストにしたい。趣味の部屋は作りたいけど、あとはどうすればいいかわからない」と思われるお客様、ご安心ください。ほとんどのお客様がそうです。
お気に入りの画像があれば、よりイメージが伝わりやすくなります。
ご相談
2.土地、建物の情報収集
具体的に「家を建てよう」ということになりましたらぜひ香山建築へご相談ください。
お客様の家づくりに何が大切か、じっくりとお話しさせてください。
お客様の理想のかたち、家族構成、趣味、10年後、20年後…
どんなことでもお聞かせください。
お客様とのお話しの中に、理想の家の糸口がたくさんあります。
家づくりは一生のお付き合いの始まりです。土地をお探しの方もぜひご相談ください。
弊社提携不動産会社より、ご希望に沿った土地をお探しします。
資金計画
3.資金計画(住まいの総額予算の把握)
ほとんどの方は住宅ローンを組まれる方が多いです。
住宅ローンは、収入などにより限度額も変わってきます。
自分がどのくらい借りられるかを知ることも大切ですし、人生設計の中で、毎月の返済額がいくらなら返していけるのかを無理のない範囲でしっかり考えていかないといけません。
家づくりの費用は、土地・家本体にかかる費用のほかに外構、家具・家電、税金、登記などの諸経費に係る費用も忘れてはいけません。
ローンには①民間ローン、②公的ローンの二つがあります。
弊社提携金融機関でお得な商品をご利用していただくこともできます。
4.住宅ローンの事前審査
住宅ローンの審査には「事前審査」と「本審査」があります。
違いは”審査する機関”です。
「事前審査=金融機関」「本審査=保証会社」です。
計画を進めるにあたって、現状で借入可能な額を把握するために、事前審査で
確認しておきましょう。
土地の決定
5.土地探し(現地確認)
家づくりの総予算が決まりましたら具体的にお話を進めていきましょう。
候補の土地を調査します。前面道路の幅や、電気・ガス・給排水の経路等の基本的な要件だけでなく、日照状況や周辺の環境のチェック、また高低差や地盤改良の必要可否等も確認します。
建築条件、権利関係の確認はもちろん、工事車両の通行ルートや、材料の搬入経路、一時駐車スペース等の確保ができるかも確認します。
6.土地の決定と購入申し込み
7.土地の売買契約の締結
8.土地のローンの正式申込と承認
9.土地の決済と引き渡し
土地のみ、また土地と建物と同時に購入されるお客様によって
さまざまなパターンがあります。
※この流れはあくまでも一例です。
家づくり・ご契約・着工・お引渡し
10.建物のプラン作成と見積もり
さていよいよ家づくりのプラン作成です。
これまでのお付き合いの中で伺ったご希望や、敷地条件を考慮し、複数のプランをご提案させていただきます。
打ち合わせ回数に制限はございません。
ご納得いただけるまで何回もお打合せさせていただきます。
キッチン等各メーカーショールームにご同行し、より詳細な打ち合わせをさせていただくことも可能です。
11.建物のプランと資金計画の最終決定
契約前の最終確認です。ご不明な点はどんなことでもご質問ください。
12.工事請負契約の締結
ご納得いただけましたら、いよいよご契約になります。
工事内容、請負代金の金額、支払方法、工期などを定めます。
13.建物分の住宅ローンの本審査申込みと承認
14.地盤調査
15.建築確認申請
確定した図面に基づき、建築主事または民間検査機関に確認申請を行います。
16.地鎮祭
地鎮祭とは、土地の神様を祀って敷地を浄め、工事の安全と建物や家の繁栄を祈る儀式です。
17.着工
18.上棟(上棟式)
家の土台が出来上がった後、柱などの骨組みを一気に組み上げます。
上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了した事に感謝し、無事に建物が完成することを祈願する儀式です。
19.各種検査
第三者機関による検査を行います。
瑕疵保証会社及び県の検査機構により、「基礎・構造躰・鉄筋の強度検査、防水検査等」を複数回行います。
合格基準を満たせないと次の工程に進めません。
20.完成、竣工検査
いよいよ完成です。お引き渡しの前に、仕上がり具合にご満足いただけるか、お客様自身の目で最終検査を行っていただきます。
21.お引渡し
お客様の最終確認のあと、新居の鍵をお渡しします。
いよいよお引越しですね。
22.アフターサービス
建ててお引渡しして終了、ではありません。
アフターメンテナンスもお任せください。
香山建築の施工について
ベタ基礎
ベタ基礎は、基礎底部が1枚の連続した板状となり、建物の荷重も「面」で受け止めています。
そのため、従来の「布基礎」より地盤にかかる荷重が分散され、安定感+地震などへの揺れへの負担を軽減し、より高い強度を実現します。底盤の下に防湿シートを敷き込み、土からの湿気を防ぎます。
地面からの湿気を遮断し、木材の腐食を防ぐ効果とともにシロアリの侵入を物理的に防ぎます。
弊社ではベタ基礎を基本仕様としています。
木造軸組パネル工法
「工法」とは、建てる方法のことです。
大きくは「軸組工法」と「壁式(パネル)工法」に分かれており、それに材質別の構造が加わって細分化されます。
日本では伝統的に「(在来)木造軸組工法」が採用されてきました。
「柱や梁で支える」工法であるため、設計の自由度が高く、幅広い様式に対応できます。
ただし、横からの圧力に弱いという弱点があります。
そこで軸組工法に、耐力壁としての”パネル”を組み合わせ、強度を増し、より頑丈な構造体を造り上げることができました。
従来の柱・梁だけでなく、「面」で支える「木造軸組パネル工法」です。
軸組工法の利点でもある、設計の自由度を活かしながら、パネルによる壁式工法の長所である高い気密性の住まいも実現できます。
弊社では「木造軸組パネル工法」を基本仕様としています。
地震の揺れを吸収し、変形・損傷を抑える
「ブレース」とは鉄筋などで作られた補強材のことをいいます。
柱や梁などで四辺形に組まれた枠組みに対角線状に入れることで、地震、風などの横からの力に対して建物が変形するのを防ぎます。
設置するだけで、特にメンテナンスは必要ありません。
地震や火災に強いだけでなく、腐食やシロアリにも強い耐震ボード
外壁パネルは、地震や火災に強いだけでなく、腐食やシロアリにも対応するパネル(ダイライト不燃MS等)を採用しています。
透湿・防水・遮熱シート
弊社では瑕疵保証の義務化に伴い透湿防水シートでの施工を行っています。
家を覆うシートは、輻射熱を反射し、夏は涼しく冬は暖かく、結露や湿気対策にも有効なシート(タイベックR等)を採用しています。
保証とアフターメンテナンス
香山建築では、お住まいになられてからが本当のお付き合いと考えています。
建築途中から第三者による複数回の検査を実施しております。
保証について
1.住宅瑕疵担保責任保険
住宅瑕疵担保責任保険とは、万が一お客様の住まいの基本構造部分の瑕疵に起因して基本的な構造耐力性能、または防水性能の瑕疵(欠陥)が判明した場合、その修復費用等が保険金により補てんされるものです。
国土交通大臣の指定を受けた保険法人の提携検査機関が、さまざまな検査を行い、検査に合格した住宅に付けられる10年間の構造躯体と防水に関しての長期保険です。
2.地盤保証
第三者機関の基準に基づいて、地盤調査・地盤改良工事を経て現場検査を受けています。
万が一、地盤沈下による建物の損害が発生した場合、お引き渡し日より、10年間、保険会社の規約により補償されます。
3.建設中の保険
建設途中は火災保険に加入します。万が一の火災や落雷でも再新築できる強い味方となります。
アフターメンテナンス
弊社ではお引渡しからも、大切なお家を長く使っていただくための維持管理についてもアドバイスさせていただいています。